ところどころ ? な箇所もあるが、平易な解説としてはよくできていると思えた。
「やはりそうだよね」と思うところも多く、一般的な「サイコパス」の認識は誤っていないようでである。しかし脳の構造や遺伝まで言及している本や、各国で行われている実験結果まで織り交ぜ解説している。本文もですます調であり、読みやすい。
100人に1人と、決して少なくない人数がサイコパスになるようだ。人間関係をアメとムチで使い分けたり、人倫を厭わず冷徹な決断を平気で下せる。ある面では非常に優秀だが、一方では禍根を残すことをする、それがサイコパスである。
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- 感想投稿日 : 2017年8月2日
- 読了日 : 2017年7月18日
- 本棚登録日 : 2017年7月25日
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