自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房 (2008年2月6日発売)
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本棚登録 : 480
感想 : 32
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「複雑系」に関心を持ち、手に取った本である。
複雑系とは、高度に組織化された状況では、物事を単純に足し合わせた状況では考えられないような現象が起こることである。もとより私は、経済学から複雑系に入っていったので、生命の遺伝子の事とか機械工学であるとかの知識がないので、極めて難解であった。

生命の進化については、今もなお研究がなされているのであろう。ダーウィンの適者生存だけでは、38億年前に生命が誕生して以来、今の今まで生命が進化するまで、途方もなく小さい確率であるし、そもそも生命が誕生すること自体、同じくらい奇跡的なことだという。それを奇跡と片づけることはできず、生命が「組織化」されれば、その中で「複雑系の様相を呈する」ということを著者は言いたいのであろうと考える。

私の知識の至らなさもあろうが、とても分厚い本ではあるが、もう少し要約ができたのではないかな、と思った次第でもある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月18日
読了日 : 2016年9月18日
本棚登録日 : 2016年9月19日

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