『神様のパズル』の続編その2。
年相応の学校に戻った元飛び級天才少女と、社会人になった平凡(以下)の元大学生のコンビは以前継続中。
一つ前の続編は「幸福とは何か」というようなテーマだったのに続き、今作のテーマはずばり「生命とは何か」。
量子コンピュータだの分子コンピュータだのと、微妙に現実を延長した空想科学を織り込んだSFであり、天才同士の丁々発止のやりあいは読んでいて面白い。
が、テーマがテーマだけに、物語の落としどころが非常に難しい。
結末に納得できない人には受け付けられなそう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年2月19日
- 読了日 : 2012年4月11日
- 本棚登録日 : 2012年10月16日
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