続・働く理由

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レビュー : 71
著者 :
toyosuke1206さん  未設定  読み終わった 

働く理由、続編。会社に入って11年。走りに走って、気がづけば11年も経ってたって感じかな。ここに来て、改めて働く意味について考えてみるのも、悪くない。

以下、参考になった点。引用、自己解釈含む。

・アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもないということである。既存の要素をあたしい1つの組み合わせに導く才能は、事物の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい。(ジェームス・W・ヤング)

・自分の興味を「名詞」だけでなく「動詞」で考えてみよう。本が好きといっても、本を「読む」のが好きなのか、本を「書く」のが好きなのか、本を「編む」のが好きなのか。動詞は具体的な行動を表す。人が動くと書いて「働く」。「名詞」は業種に対応し、「動詞」は「職種」に対応する。

・才能とは、情熱を失わずに努力を続けられる能力である。

・「人並みにやって人以下、人以上やって人並み、人の倍やってようやく」というようなことをずっと言われてきた。(高橋尚子)

・人間は結局、ここだけは死んでも譲れないぞ、という線を守っていくしかないんだ。そのここだけはゆずれないぞ、という線を、言い換えれば、自分の生き方の軸を、なるべく早く造れるといいんだがなぁ。なんだっていいんだよ。あんまり瑣末なことじゃ困るが、自分を律してくれるだけの重みのあることならね。(色川武大)

・行き詰まりは展開の一歩である。(吉川英治)

・人間は自分の心に映っているものについて、それを外に描くことによってよく見るのであり、歌うことによって聞くのであり、語ることによって知るのであり、つまりは、表現することによって認識するのである。

・いかにして人は自分自身を知ることが出来るか。観察によってではなく、行為によってである。汝の義務をなさんと努めよ。そうすれば、自分の性能がよくわかる。(ゲーテ)

・いったいひとりの人間の全生活を、職場生活と私生活に振り分けて、職場生活がおもしろくないから、私生活でつぐなうといった器用な操作が、どうしてできるだろうか。ほんとうは、職場生活での充実や満足があって、はじめて私生活での喜びや安息が得られるのだ。両者は「ひとつの生活」として連続している。両方をたてることによって、お互いが生きてくる。(土光敏夫)

・道に迷うことは道を知ることだ。(スワヒリ語のことわざ)

・他人の道を歩いている人とは、自分自身で自分の道を選ばなかった人だ。他人に自分の進むべき道を決めてもらったり、「みんなと同じでいいや」という判断のもとに道を歩いたりしている人だ。こういう人は、たとえ現段階で正しく歩いているように見えても、何かことがあるとガタガタと崩れ落ちてしまうような「危なっかしさ」を内に抱えていることが多い。結局のところ「迷いながら歩く」という行程を経なければ、正しく歩くということは出来ない。

・何もしなければ道に迷わないけれど、何もしなければ石になってしまう。(阿久悠)

・ぼくは口が裂けてもアキラメロなどと言わない。それどころか、青年は己の夢にすべてのエネルギーを賭けるべきなのだ。勇気をもって飛び込んだらいい。仮に親の顔色をうかがって就職し、安定を選ぶとしようか。が、それが青年自身の人生なんだろうか。”俺は生きた!”と言える人生になるだろうか。そうじゃないだろう。親の人生をなぞるだけになってしまう。そんな人生に責任を持てるだろうか。若者自身の本当の生きた人生には決してならない。自分自身の生きるスジはだれにも渡してはならないのだ。失敗したっていいじゃないか。不成功を恐れてはいけない。人間の大部分の人々が成功しないのがふつうなんだ。パーセンテージの問題でいえば、その99%以上が成功していないだろう。しかし、挑戦した上での不成功者と、挑戦を避けたままの不成功者とでは、まったく天地の隔たりがある。挑戦した不成功者には再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには新しい人生などない。ただただ成り行きにまかせてむなしい生涯を送るに違いないだろう(岡本太郎)

・君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて、無駄にする暇なんかない。その他大勢の意見の雑音に、自分の内なる声、心、直感をかき消されないことだ。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか、君が本当になりたことは何なのかを、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことはすべて二の次でいい(スティーブ・ジョブス)

・やり方は3つしかない。正しいやり方、間違ったやり方、俺のやり方だ。(映画・カジノ)

・未来は偶然ではない、未来はある程度まで現在を生きるときの勇気と、事に当たっての正しい選択とによって決定されるのです。勿論、運命というようなものはある。しかし運命の潮にただ流されていくだけでは、人間として生まれたかいがない。その運命の中で、その運命に耐え、自分の生きていく方向を正しく選択してこそ、真に人間らしいのじゃありませんか。(福永武彦)

・人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。人生がいつまでも始まらないことが怖いのです(グレース・ハンセン)

・この道を行けば、どうなることか、危ぶむことなかれ、危ぶめば道なし。踏み出せば、その一歩が道となる、迷わず行けよ。行けば、分かる。(一休宗純)

・不器用でも一流になれる人がいる。そこには必ず哲学があります。不器用な人は、器用な人ならしないですむ苦労をしなければならないから、自ずと独自の工夫、哲学が生まれてくる。これは持って生まれたものではありませんから、一度身に付くと強いのです。器用な人は、もう一工夫、もう少しの地道の努力が足らないことが多いので、短い勝負で一時的に勝つことはあっても、長期戦になれば、最後は必ず不器用が勝つんです(野村克也)

・毎日書くのだ。書けるときに書き、書けない時に休むというのではない。書けない、と思う時にも、机の前に座るのだ。すると、ついさっきまで、今日は一字もかけないと思っていたはずなのに、ほんの少し、行く手が見えるような気がするから不思議である。書くことが大切なのではない。机の前に座ることが大切なのだ。机の前に座って、ペンを握り、さぁ書く、という姿勢をすることが大切なのである。自分をだますことだ。自分は、書けると思うことだ。

・新人のぼくに回ってくる仕事は、成功の可能性の低い、意欲の示しようのないものばかりである。もっとも、失敗しても責められることもない、捨て仕事である。だが、ぼくにはこれがありがたかった。つまらない仕事を、無駄な努力を承知で面白いもにしたのである。つまらなければつまならい程、捨て仕事であるほど、工夫をこらして、アッっといわせてやろうと思ったのである。すると、いくらか自虐的快感もあったのだろうか、つまならい仕事が面白くて仕方がなくなった。無駄な努力と笑われていただろうが、無駄ではなかった。いや、むしろ、ぼくの未来は、その無駄が開いてくれたと言ってもいい。見てくれていた人が、何人もいたのである。その人たちが、ぼくを新しい仕事へ連れていってくれた。そこでぼくは無駄な工夫を繰り返し、それをきっかけに、さらに面白い仕事に誘われる。無駄と遠回りほど価値あることはないのだ。(阿久悠)

・ある日叔父に言われた「お前、『俺はこんなところでくすぶっているような人間じゃねぇ』みたいな顔をしているけどな、今いる場所がおまえの居場所だ」その通り。「俺は『こんなところ』にいるべき人間じゃない」なんて思っている自分の足元を見ると、まぎれもなく「こんなところ」に立っている。これが現実だ。頑張らないで場所だけ変えてみても、また足元を見れば「こんなところ」に立っている。ここにいつまでも居たくないんだったら、自分でがんばって変えていくしかない。それを認めてから僕は、「どうやって今いる場所を変えていくか」に考えを切り替えることが出来た。そして、今、自分の目の前にある与えられた仕事や場所を憎むことはやめた。「今の自分」を嫌いにならないために。(宇梶剛士)

・働かないで生きている人も多すぎるが、働いてばかりいて人生を生きていない人もあまりに多すぎるのだ。(チャールス・R・ブラウン)

・どうだい近頃、君、生きているかい おじさんも生きているぞ  生きるってことは、夜、床に入るとき やったなぁ、と思えるような毎日を送ることだ やったなぁってどういうことかって そう、人に認められたり、人に信頼されたり、人に愛されたり、心臓がときめくことさ ああ、不思議と人っていう字が出てくるよね そうだ。人は人の中に生きている そのまた人のまわりには、大きな大きな自然が生きているんだ だから君、人を感じ、自然を感じていないと、幸せになれないぞ みんなが幸せになれば、自分も幸せになれるんだぁ ここをこうしたら、みんなもっと幸せになれるのになあと思うことないか、と考えてみよう いや考えるだけじゃ駄目だ やってみよう。一人で心細かったら、仲間がいるじゃないか 仲間が一緒になって動いて、動いて、動いて、汗を流して うまくいかなかったら、その時は、次の手を考えると ねばるんだよ、一生をかけてね そうだ、君のやっていること それが、文化ということなんだ そういう君の姿はまさに無形文化財だなあ 見えないんだよ、だけど社会にとっては大きな、大きな財産になるんだ 好きだなあ、忍者みたいだ ふつう、国が指定するんだけど、おじさんが言ってあげよう 「君を無形文化財に指定します」 いや、おじさんに言われなくてもいいんだ 自分で指定しちゃうんだよ(牟田悌三)

・我等は過去の人間から受け取ったものに、我らの精神と労働とを加味して、未来の人間に渡すものである。できるだけよくして渡したい(武者小路実篤)

・「自分はいままで、何に悩み、何に歓んできたのか。何に傷つき、何に感動してきたの。誰と出会い、誰と別れてきたのか。何を手に入れ、何を失ってきたのか」そうした自分にとってのかけがえのない経験を綴ったひとつの物語こそが、ほかならぬ私らしさを構成する核心的な要素となるはずである。(野口裕二)

レビュー投稿日
2014年3月23日
読了日
2014年3月23日
本棚登録日
2014年3月23日
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