大学院で遺伝子機能の研究をする男たち。
愛する人を病死で失った悲しみを、遺伝子にぶつける柴山。
彼がアメリカで出会ったモーリス教授は、魂の行方や輪廻転生について独自の考えを持っていた。
醜い容姿がコンプレックスの松永は、
運命は遺伝子によってあらかじめ決められているものだと主張した。
研究室から失踪した松永が企んでいたこと。
柴山がアメリカで出会ったハルカ・オノという女性。
愛は遺伝子によって、それとも運命によって操作できるのだろうか。
ハルカ・オノさんは双子だった。
柴山と春花がくっついて研究を続け、松永と遥香がくっついてのちに脚本家としてデビューする。
松永の企みを勘違いした柴山と槇のやり取りが面白くて笑った。
P161
「抗ホルモン剤をどうするっていうんだ?」
「柴山先生に飲ませる。先生は男性機能を失う」
柴山は震えた。
「冗談じゃない!」
「俺も冗談であることを祈りますよ」
笑った。もはや喜劇wwwwww
遺伝子とかよくわからないけど
とにかくそこがうけた。
愛は本能のまま、自分自身が決めるということかな?)^o^(
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2016
- 感想投稿日 : 2016年7月9日
- 読了日 : 2016年7月9日
- 本棚登録日 : 2016年7月9日
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