昭和の大阪で、小学生の小さな冒険。
小3の真の母が入院してしまい
寡黙な父と水商売のおばさんとの生活がはじまった。
母の病状の詳細を知らされないまま、
学校でからかってくる名取に、風変わりな女子の双葉と抜けだした夜の出来事。
肥満児のママっ子真、家族の不仲故に万引きをした双葉、住職さんの優しさ、子どもだからという理由で真実を知らされないままだった理不尽さ。
古き良き昭和と懐かしむ時代だけど、本当は
世間が決めた幸せの定義に、誰もが乗っかろうとどこか無理をしているところも、正直あった、らしい。
肥満児でどんくさくて甘ったれの真の優しさを徐々に感じた。
双葉さんの詳細をもっと具体的に書いたほうが印象に残る気がした)^o^(
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015
- 感想投稿日 : 2015年9月4日
- 読了日 : 2015年9月4日
- 本棚登録日 : 2015年9月4日
みんなの感想をみる