[ 内容 ]
少子・高齢化の進行や経済の低成長に伴って、社会保障の今後が問われている。
医療、年金、福祉など個別分野ごとの課題を明確にしつつ、その全体像をとらえる必要がある。
原理に溯って考えるために歴史的な展開を検証しながら、二一世紀の福祉国家の姿に迫るグローバルな視点を提出し、「公私の役割分担」を中心に、改革の方向性を提示する。
[ 目次 ]
第1章 福祉国家の生成と展開(福祉国家の歴史的展開 福祉国家の現在―そのモデル・経済との関係・持続可能性)
第2章 日本の社会保障―その軌跡と問題点(日本の社会保障の特徴と評価―経済システムの進化と社会保障 日本の医療・年金・福祉の特徴と問題点)
第3章 社会保障を考える視点(市場と政府―経済学的視点 リスク・情報・規範―倫理学的視点 ほか)
第4章 これからの社会保障―理念・選択肢・方向(社会保障とはそもそも何か 社会保障制度改革の選択肢と方向)
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カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年4月24日
- 読了日 : 2011年4月24日
- 本棚登録日 : 2011年4月24日
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