[ 内容 ]
巨大ピラミッドやミイラから垣間見える死生観、青銅器段階での高い文化的達成、再分配のシステムなど、インカ帝国に代表されるアンデス文明と、古代エジプト文明との意外な共通性に着目して、両地域の専門家が対話を試みる。
環境、歴史的条件の違いを意識しながらのきめ細かな比較検討は、「文明とは何か」を考える手がかりとなるだろう。
[ 目次 ]
プロローグ 文明を比較する
1 ふたつの古代文明
2 麦とジャガイモ―文明成立の基礎条件
3 大ピラミッドの時代
4 王宮と倉庫―統治と再分配のシステム
5 太陽神と神聖王
エピローグ 古代文明史の中のインカとエジプト
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年5月14日
- 読了日 : 2011年5月14日
- 本棚登録日 : 2011年5月14日
みんなの感想をみる