[ 内容 ]
軍医として多忙を極める生活の中、鴎外は「即興詩人」「ノラ」をはじめ文学関係の著作の半分以上を占めるほど数多くの翻訳を行った。
文豪の作品を翻訳という観点からたどり「文化の翻訳者」であった鴎外の現代的意味を考える。
[ 目次 ]
第1章 そこにはいつでも「原作」があった――ドイツ三部作
第2章 鴎外とアンデルセン――文化の「翻訳」
第3章 口語文章体と西洋新思想の日本化――「翻訳」から創作へ
第4章 仮面をつけた翻訳者――「訳者」であり「役者」であること
第5章 歴史小説の世界――方法としての「翻訳」
第6章 小説から史伝へ――「翻訳」からの飛躍
終章 鴎外の遺書――最後の「翻訳」
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2010年6月30日
- 読了日 : 2010年6月30日
- 本棚登録日 : 2010年6月30日
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