[ 内容 ]
戦争はリアルに語られているだろうか?
「大量殺人」の実態と、そこから必然的に生み出される「人間の感情」が見失われてはいないか?
自らも戦後生まれである著者が、自らの感性だけを羅針盤として文献と証言の海を泳ぎ、若い読者にも通じる言葉で「戦争」の本質を伝えるノンフィクション。
未来をひらく鍵がここにある。
[ 目次 ]
第1章 大阪大空襲―戦争の実体からの出発
第2章 伏龍特攻隊―少年たちの消耗大作戦
第3章 戦時のメディア―憎しみの増幅マシーン
第4章 フィリピンの土―非情の記憶が伝えるもの
第5章 殺人テクノロジー―レースの果てとしてのヒロシマ
第6章 おんなと愛国―死のリアリズムが隠されるとき
第7章 戦争と労働―生きる権利の見えない衝突
第8章 九月のいのち―同時多発テロ、悲しみから明日へ
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2011年5月11日
- 読了日 : 2011年5月11日
- 本棚登録日 : 2011年5月11日
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