戦争で死ぬ、ということ (岩波新書 新赤版 1026)

著者 :
  • 岩波書店 (2006年7月20日発売)
4.03
  • (30)
  • (15)
  • (26)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 203
感想 : 29
5

[ 内容 ]
戦争はリアルに語られているだろうか?
「大量殺人」の実態と、そこから必然的に生み出される「人間の感情」が見失われてはいないか?
自らも戦後生まれである著者が、自らの感性だけを羅針盤として文献と証言の海を泳ぎ、若い読者にも通じる言葉で「戦争」の本質を伝えるノンフィクション。
未来をひらく鍵がここにある。

[ 目次 ]
第1章 大阪大空襲―戦争の実体からの出発
第2章 伏龍特攻隊―少年たちの消耗大作戦
第3章 戦時のメディア―憎しみの増幅マシーン
第4章 フィリピンの土―非情の記憶が伝えるもの
第5章 殺人テクノロジー―レースの果てとしてのヒロシマ
第6章 おんなと愛国―死のリアリズムが隠されるとき
第7章 戦争と労働―生きる権利の見えない衝突
第8章 九月のいのち―同時多発テロ、悲しみから明日へ

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波新書
感想投稿日 : 2011年5月11日
読了日 : 2011年5月11日
本棚登録日 : 2011年5月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする