高度成長: シリーズ 日本近現代史 8 (岩波新書 新赤版 1049 シリーズ日本近現代史 8)
- 岩波書店 (2008年4月22日発売)
[ 内容 ]
日本経済の「後進性」が問題にされ、近代化・合理化の必要性が熱心に叫ばれた時代から、「経済大国」としての地位を確立する時代まで。
「経済成長への神話」はどのように浸透し、また「ゆがみ」を生じさせていったのか。
人々の欲求と政治の思惑はいかに寄り添い、あるいはすれ違い続けたのか。
通説に大胆に切り込む意欲作。
[ 目次 ]
第1章 一九五五年と一九六〇年―政治の季節(転機としての一九五五年 独立後の政治不安 保守合同と五五年体制 国際社会への復帰 春闘と三池争議 日米安全保障条約改定問題 五五年体制と戦後民主主義)
第2章 投資競争と技術革新―経済の季節(経済自立から所得倍増へ 投資とその制約要因 「技術革新」と新産業育成 「見せびらかしの消費」の時代)
第3章 開放経済体制への移行―経済大国日本(ベトナム戦争下のアジア 開放体制への移行 証券恐慌と大型合併 大型合併と企業システム 「成長志向」への異議申し立て)
第4章 狂乱物価と金権政治―成長の終焉(二つのニクソン・ショック 沖縄返還 列島改造と狂乱物価 二つの石油危機 企業の社会的責任と金権政治)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
- 感想投稿日 : 2011年4月25日
- 読了日 : 2011年4月25日
- 本棚登録日 : 2011年4月25日
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