[ 内容 ]
統治者たちは、しばしば身近な過去に類推例を求めて外交政策をつくる。
ところが多くの場合、歴史を誤用しているのだ。
第一級の外交史家メイが、第二次大戦から、冷戦、朝鮮戦争、ヴェトナム戦争に至るアメリカ外交の過誤を検証。
歴史を政策に活用する手法を説き、歴史政策学のありようを指し示す。
“和平のための爆撃”の分析など、九・一一後の混迷する現代への示唆に富む名著。
[ 目次 ]
第1部 歴史の誤用(第二次世界大戦―最後の平和を求めて;冷戦―第二次世界大戦の再発を防ぐために;朝鮮・一九五〇年―歴史対計算;ヴェトナム―プロクルステスの寝台)
第2部 歴史の活用(分析―和平のための爆撃;予測―今後十年間のアメリカ外交政策;歴史家の任務)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
岩波現代文庫
- 感想投稿日 : 2014年11月7日
- 読了日 : 2014年11月7日
- 本棚登録日 : 2014年11月7日
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