[ 内容 ]
ほんとうに国を愛するとはどういうことか。
その先にあるのは希望か絶望か。
「改革」で政府によって打ち捨てられた「負け組」の人々ほど、「愛国」に癒やしを求めるのはなぜか。
日本と韓国、ふたつの「祖国」のはざまから鋭い問題提起を続けている注目の政治学者が、「愛国心」という怪物と真正面から格闘する。
[ 目次 ]
第1章 なぜいま「愛国」なのか(なぜいま「愛国」なのか 「愛する」とはどんなことか)
第2章 国家とは何か(国家と権力 国家と国民 国家と憲法 国家と国家)
第3章 日本という「国格」(「自然」と「作為」 「国体」の近代 戦後の「この国のかたち」 「不満足の愛国心」)
第4章 愛国の作法(何が問題か 「愛郷」と「愛国」 「国民の〈善性〉」と「愛国」 「愛国」の努力)
むすびにかえて―「愛国」の彼方に
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カテゴリ:
朝日新書
- 感想投稿日 : 2011年6月5日
- 読了日 : 2011年6月5日
- 本棚登録日 : 2011年6月5日
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