[ 内容 ]
その名は耳遠いながらも、近現代日本の知の世界を築いた十二人の著作家たち。
その抜きん出た業績を、今改めて問う。
[ 目次 ]
中村幸彦―マクロな視座と博学宏識で抜きん出た近世文学研究の巨人
木村毅―明治の文学・文化史に精通した孤高の著作家
天野敬太郎―実見主義を貫き前人未到の書誌総覧を完成させた怪物
矢代幸雄―世界標準、実物主義の「美術遍歴」を経た泰斗
小野玄妙―仏像と大乗仏教の源流を探り当てた碩学
石川準吉―日本近代史研究に必須『国家総動員史』を執筆・自費出版
瀧川政次郎―日本人の持つべき歴史観を著した法学者
市川本太郎―還暦を越え日本の儒学史を展望する大著を完成
岩本裕―「日本文化を浮彫にする仏教語辞典」を作った偉業の主
大橋武夫―兵書を実生活、人生に生かす法を説いた元陸軍中佐
上田辰之助―経済学の奇書『蜂の寓話』を理解させる「案内人」
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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カテゴリ:
学研新書
- 感想投稿日 : 2010年5月30日
- 読了日 : 2010年5月30日
- 本棚登録日 : 2010年5月30日
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