[ 内容 ]
戦後の混乱期、南朝の末裔を自称し、「北朝方の現天皇はニセモノだ!」と訴えて時代の寵児となった人物がいた。
その男の名は、熊沢寛道。
南朝幻想に憑かれて奔走するも、時代の波にあえなく呑み込まれていった自称天皇とその一族たちの悲喜劇を描き、近代天皇制の陰画を鮮やかにあぶり出す。
[ 目次 ]
第1章 熊沢天皇あらわる
第2章 熊沢一族と南朝幻想
第3章 熊沢天皇擁立記
第4章 全国巡幸へ
第5章 孤独な王様
第6章 尊熟法皇、東都に死す
第7章 “天皇ごっこ”の行方
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学研新書
- 感想投稿日 : 2010年5月30日
- 読了日 : 2010年5月30日
- 本棚登録日 : 2010年5月30日
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