日本の異端文学 (集英社新書)

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  • 集英社 (2001年12月14日発売)
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[ 内容 ]
「異端文学とは何か」という問いは、では、日本に「正統的な文学」があるのかという問いにつながる。
「異端文学」とは、文学それ自身(の有用性や社会的評価)を白眼視する文学である。
文学なんてそれほどのものかよ、という罰あたりな言葉を呟く「文学」の中の異端児である。
本書は一九六〇年代から七〇年代にかけての「異端文学」ブームを社会史的、文学史的に整理し、渋沢龍彦、中井英夫、山田風太郎、小栗虫太郎、橘外男、国枝史郎、三角寛、中里介山『大菩薩峠』、渡辺温、尾崎翠、石塚喜久三、団鬼六等を読み解く。

[ 目次 ]
序章 異端文学とは何か
第1章 「異端文学」の時代
第2章 「人外」の文学世界―中井英夫
第3章 「肉体」の時代―山田風太郎
第4章 「人外魔境」の物語―小栗虫太郎
第5章 野獣死すべし―橘外男と日影丈吉
第6章 禁忌の物語―国枝史郎と三角寛
第7章 山から谷へ、谷から山へ―『大菩薩峠』
第8章 姉の愛・妹の恋―渡辺温と尾崎翠
第9章 ポルノとSM

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 集英社新書
感想投稿日 : 2010年5月8日
読了日 : 2008年9月20日
本棚登録日 : 2010年5月8日

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