[ 内容 ]
日本人にとって自由とは何だったのか。
そして、平等とは?
「自由」をキーワードに、儒教、道教、仏教など東アジアの伝統思想と近現代の代表的日本人の歩みを振り返ると、独自の哲学や行動を生んだ陽明学の役割などが見えてくる。
「自由」の観点から近現代史に新たな照明をあて、戦後民主主義の問題点も鋭くえぐり出す。
あなたを古い考え方の束縛から解き放ち、勝手気ままではない、本当の自由を身につけるためのヒントに満ちた一冊。
[ 目次 ]
序章 自由って何?(理不尽という壁;いま考える「自由」という言葉 ほか)
第1章 陽明学と近代日本(誰が、いまの「自由」という語を使いはじめたか?;「自由」の東西の決定的なちがいは? ほか)
第2章 皇国史観と戦後の「自由」(戦後、占領軍の支配下での「自由・平等」;GHQによる報道管制 ほか)
終章 自由への道(ポスト冷戦と自由の問題;冷戦期との決定的なちがい ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
集英社新書
- 感想投稿日 : 2014年10月26日
- 読了日 : 2013年12月8日
- 本棚登録日 : 2014年10月26日
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