[ 内容 ]
長年にわたって動物と人間を見つめてきた羽仁進が、六千年をこえる文明の歴史を作り上げてきた人間のエネルギーを描き出した歴史読物。
「人間の歴史は、欲望と正義の織りなす不思議な織物のようだ」「歴史をここまで推し進めてきたのは、人間が生物としてもつ、とび抜けた能力であった」ととらえ、「過去を想いおこすことが、明日を考えることにつながっていくかもしれません」「六千有余年を、何度も挫折し、迷いながら生きてきた人間のエネルギー。
それがもはやつきてしまったとは、私にはどうしても思えないのです」と、語ります。
[ 目次 ]
第1幕 農業が文明をはじめた
第2幕 文明の第一回戦
第3幕 第二回戦の第一走者はイスラム
第4幕 文明が世界をおおう
第5幕 現代で物語は終わるのか
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小学館文庫
- 感想投稿日 : 2014年11月9日
- 読了日 : 2014年11月9日
- 本棚登録日 : 2014年11月9日
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