[ 内容 ]
老いがもたらすものは喪失と寂寥ばかり?
いや、老いたからこそ知る自己発見の驚き、人と分かち合う喜びが、そこにある。
心と体。
エロス。
孤独。
共生。
愉しみ。
看取り―思いもよらなかった「老い」の豊饒な世界を、斎藤茂吉『白き山』から青山七恵『ひとり日和』まで、名作文学のなかにしみじみと読み味わう。
いまこそ、この作品を読もう。
[ 目次 ]
第1章 老いの自覚
第2章 老いと欲望
第3章 老いの情念
第4章 女の老い・男の老い
第5章 老いとエロス
第6章 老若の共生
第7章 老いの価値
第8章 老いの美学
第9章 老いと看とり
第10章 老いの聖性
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新潮選書
- 感想投稿日 : 2010年7月13日
- 読了日 : 2010年7月13日
- 本棚登録日 : 2010年7月13日
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