[ 内容 ]
稲作が伝播したむかしから、日本人とともに生きてきてもっとも親しまれてきた鳥・スズメではあるが、小さくて、そのうえあまりにもありふれた印象を与えるために逆につかみどころがなかった。
どこからともなく人家の庭などに飛来してまた去っていくが、スズメはいったい何を食べ、どこで眠り、どのような一生を送っているのだろうか。
個体識別がむずかしいため、これまであまり知られることのなかったスズメの生態をさぐる。
[ 目次 ]
序章 民衆の鳥としてのスズメ
第1章 葦のずいから
第2章 スズメの食性と採餌空間
第3章 桜花を食べるスズメたち
第4章 田舎のスズメと都会のスズメ
第5章 スズメ型繁殖法
第6章 スズメのルーツを探る〈稲作とスズメの分布〉
第7章 遺伝子の分散と供給
第8章 スズメたちの夜
第9章 人とスズメの博物学
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中公新書
- 感想投稿日 : 2011年4月3日
- 読了日 : 2011年4月3日
- 本棚登録日 : 2011年4月3日
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