生活者とはだれか: 自律的市民像の系譜 (中公新書 1323)

  • 中央公論新社 (1996年10月1日発売)
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[ 内容 ]
1980年代末から、政治家の発言や企業広告の中に「生活者」という言葉が頻出しはじめる。
それは瞬く間に時代のキーワードとして定着した。
「非生活者」など存在しないにもかかわらず、なぜ「生活者」は人心を掴んだのか。
本書は、三木清の生活文化論から戦後の消費社会論を経て「新しい社会運動」論へと半世紀余り使われてきた「生活者」という言葉に、個人の思いだけでなく、人びとが生きた時代の思いを読み解く試みである。

[ 目次 ]
プロローグ 生活者探しの旅へ
第1章 ファシズム体制のもとで
第2章 戦後の出発へ
第3章 消費社会を行く
第4章 「論」から「運動」の舞台へ
もう一つのプロローグへ―生活者論をひらく

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中公新書
感想投稿日 : 2011年4月1日
読了日 : 2011年4月1日
本棚登録日 : 2011年4月1日

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