[ 内容 ]
中国と言えば、これまで日本人は、格調高い中国古典に関心を抱き、伝統中国に郷愁を覚えるのが普通であり、現代中国や無数の愚民「阿Q」にはあまり関心がなかった。
しかし好むと好まざるとにかかわらず、日本は現代中国と共生してゆかねばならない宿命にある。
その現代中国を、表面的にではなくて、古典中国学・伝統中国の研究者の立場から本質的に分析し、「「阿Q」は死んだか」と問い続け、真の現代中国学の必要性を提唱する。
[ 目次 ]
序章 中国大陸と台湾と
第1章 名実を読みこむ
第2章 儒教を読みこむ
第3章 資料を読みこむ
第4章 人間を読みこむ
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
中公新書
- 感想投稿日 : 2011年4月1日
- 読了日 : 2011年4月1日
- 本棚登録日 : 2011年4月1日
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