[ 内容 ]
仏教が葬式仏教と呼ばれるようになって久しい。
日本の「ホトケ」はほんとうに死んでしまったのだろうか。
思えば私たちは仏教に何の期待もしなかった。
期待がなければ志も力も育たない。
しかし、いま志のある僧たちが、いろいろな活力ある仏教の実践を行っている。
経理の公開、NPOの主催、イベントを通してネットワーク作りを行うなど、他者との関係性=「縁起を生きる」を求める僧たちの活動が続けられている。
右肩上がりの時代が終焉し、現代は個人のかけがえのなさを喪失させる時代だ。
様々な苦を抱えて生きる私たちは、仏教にいま何を期待すればいいのか、お寺が変われば私たちの社会はどう変わるのか、仏教の行方を展望する。
[ 目次 ]
序章 仏教は面白い!
第1章 生きているスリランカの仏教
第2章 出会いを力にする―有馬実成
第3章 魅力ある寺・僧侶とは
第4章 縁起に生きる
第5章 “ホトケ”はどこにいる?
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カテゴリ:
NHKブックス
- 感想投稿日 : 2011年6月12日
- 読了日 : 2011年6月12日
- 本棚登録日 : 2011年6月12日
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