[ 内容 ]
脳は、鏡に映った像をいかに自分であると認識するのか。
他人の心を読み取る能力は、脳のどこで発揮されるのか。
チンパンジーやサルなど他の霊長類との比較検討をふまえ、「私が私である」という自己意識や「私」と「あなた」を弁別するナルシスティックな力が右脳優位で生じることを明らかにする。
言語能力と結びついた左脳を重視する通説を覆し、「自己の右脳局在説」で脳科学の常識に挑む衝撃の書。
[ 目次 ]
序章 意識とはなにか
第1章 鏡のなかの顔-意識をいかに測定するか
第2章 己を知るチンパンジー-鏡のテストと類人猿
第3章 自己が芽生えるとき-セルフ・アウェアネスの発達
第4章 あなたが知っていることを私は知っている-心の理論
第5章 右脳は劣位か-脳の構造と機能
第6章 脳はどこで自分を見るのか
第7章 自己を失った脳
第8章 私とあなたが出会うところ
第9章 セルフ・アウェアネスはなぜ存在するのか?-新しい脳のモデルを描く
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
NHKブックス
- 感想投稿日 : 2010年7月12日
- 読了日 : 2010年7月12日
- 本棚登録日 : 2010年7月12日
みんなの感想をみる