[ 内容 ]
本書は「だまし」をテーマにした本ですが、詐欺に合わない方法を教えるとか、他人の心を読んで誰かをだます技術を伝授する本ではありません。
人は無意識のうちに自分に都合よく情報を歪めて認識しているのです。
例えば、騒々しいパーティ会場で誰かに声をかけられたときに、知人の声だけは耳に飛び込んでくるとか、自分の失敗はさまざまな要因が加わって、仕方がなかったと思ってしまうことはないでしょうか?
これこそ、自分に都合よく情報を歪めて認識する「自分だまし」なのです。
この「自分だまし」を正しく理解し、上手にコントロールできれば、公私にわたり物事がうまく運べるようになるのです。
[ 目次 ]
1章 なぜ人は「だまされる」のか
2章 人は無意識のうちに、自分で自分をだましている
3章 誰もが、自分に都合のよい「思い込み」をする
4章 無意識のだましと、上手につきあう心構え
5章 「自分のだまし方」を身につければ、物事はうまくいく
6章 おたくこそ、だましのリテラシーの達人だ
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読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
祥伝社新書
- 感想投稿日 : 2011年6月4日
- 読了日 : 2011年6月4日
- 本棚登録日 : 2011年6月4日
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