[ 内容 ]
子どもから大人への境目が曖昧ないま、「大人になる」とはどういうことなのか。
人はどのように成長の自覚を自らのうちに刻んでいくのか。
子どもが成長していくなかでの親との関係、思春期の性の目覚めや自立の問題などを、文学的素材や社会的テーマを通して考え、現代社会において大人になるということにどんな意味が潜んでいるのかを浮かび上がらせる。
自分はなにものかを問い、大人になりきれない思いを片隅に抱くすべての人におくる、新・成長論。
[ 目次 ]
序章 子どもへの接近
1章 成長のとらえ方
2章 記憶と身体
3章 成長の自覚―気づくということ
4章 成長の逸脱―思春期・青春期の問題
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[ 参考となる書評 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ちくま新書
- 感想投稿日 : 2010年8月16日
- 読了日 : 2009年2月21日
- 本棚登録日 : 2010年8月16日
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