憲法問題入門 (ちくま新書 123)

著者 :
  • 筑摩書房 (1997年9月1日発売)
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[ 内容 ]
憲法施行50余年。
占領軍が原案を書き、占領国の絶対権力を背景にして制定された日本国憲法を日本国民はどのように考えてきたのだろうか。
制定過程や正統性、改正などをめぐって議論の声を少なしとはしないにもかかわらず、その基本理念は日本国民のあいだに着実に浸透しているように思われる。
国民主権と天皇制をはじめ、第9条と戦争放棄、基本的人権、内閣と司法権、地方自治、さらに改正問題や戦後憲法学批判など憲法をめぐる基本問題を明快に問いなおす、憲法を考える現代人のための必読の入門書。

[ 目次 ]
序章 日本国憲法の不思議
第1章 歴史の中の憲法
第2章 国民主権と天皇制
第3章 戦争放棄
第4章 基本的人権「法の下の平等」
第5章 基本的人権「自由権」
第6章 国会と財政
第7章 内閣
第8章 司法権
第9章 地方自治
第10章 最高法規・憲法改正

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ちくま新書
感想投稿日 : 2010年8月16日
読了日 : 2009年2月27日
本棚登録日 : 2010年8月16日

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