[ 内容 ]
本書は、伝奇書の気韻を漂わせている志怪書であって、中国志怪文学の集大成だといっていい。
それは、素材の面でも、思想の面でも、構成の面でも、そういえるばかりでなく、すでに十分に爛熟していた口語小説の語り口も体得して、文辞の上にまで斬新な技法を駆使しているのだ。
(第一巻所収、「解説」より)。
[ 目次 ]
神様になる(羅祖)
劉という男(劉姓)
薄命の徳(邵女)
袖中の天地(鞏仙)
兄と弟と嫂と(二商)
銀をとる秀才(沂水秀才)
悪役人と幽霊芸者(梅女)
人梯子の道(郭秀才)
笑う死僧(死僧)
鸚鵡の許婚(阿英)〔ほか〕
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読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
平凡社ライブラリ-
- 感想投稿日 : 2010年7月15日
- 読了日 : 2010年7月15日
- 本棚登録日 : 2010年7月15日
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