[ 内容 ]
暗い時代のヨーロッパで、不幸に苦悶する人間の魂のうちに光り輝く神の愛を求めたヴェイユ。
現代のキリスト教的プラトニストとして比類なき存在である彼女が、ソクラテス以前の哲学者たちやピタゴラス派の幾何学的伝統、悲劇詩人たち、そしてプラトンにいたるギリシアの神話的“ロゴス”のうちに、キリスト教に共通する神の恩寵を見出す最晩年の思索の結晶。
初の全訳・単行本化。
[ 目次 ]
神が降りてくること(神による人間の探索;神と人間が承認し合うこと)
恩寵の働き(『アガメムノン』註解)
創造における神の愛(『ティマイオス』註解;『饗宴』註解;『国家』註解;『縛られたプロメテウス』註解)
ピタゴラス派の学説について
ギリシア科学史素描
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
叢書・ウニベルシタス
- 感想投稿日 : 2014年11月24日
- 読了日 : 2013年8月5日
- 本棚登録日 : 2014年11月24日
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