政府・法律・警察 i.e. 国家権力が支配層(政治家・資本家)の道具たるは今も昔も変わらぬ。国家の行為は、同語反復的な意味で、「合法的」だ。よって支配層は、私欲を「合法的」に満足せんが為に、国家を利用する。国家は支配層の欲望充足にとって格好の手段たる「合法的な暴力」を独占しているのだ。だからこそ国家は批判されねばならぬ。国家を超えた価値が求められる所以である。それを実定化するのが憲法だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会科学
- 感想投稿日 : 2011年3月26日
- 読了日 : 2008年6月1日
- 本棚登録日 : 2011年3月26日
みんなの感想をみる