谷中村滅亡史 (岩波文庫 青 137-3)

著者 :
  • 岩波書店 (1999年5月17日発売)
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政府・法律・警察 i.e. 国家権力が支配層(政治家・資本家)の道具たるは今も昔も変わらぬ。国家の行為は、同語反復的な意味で、「合法的」だ。よって支配層は、私欲を「合法的」に満足せんが為に、国家を利用する。国家は支配層の欲望充足にとって格好の手段たる「合法的な暴力」を独占しているのだ。だからこそ国家は批判されねばならぬ。国家を超えた価値が求められる所以である。それを実定化するのが憲法だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会科学
感想投稿日 : 2011年3月26日
読了日 : 2008年6月1日
本棚登録日 : 2011年3月26日

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