珠玉の短編集、という売り文句はよく見かけるけれど、このシリーズこそそうした謡い文句が良く似合う。明治から戦後にかけての比較的短い掌編がテーマごとに並べられているけれど、どこをとっても清々しい日本語が並んでいる。そう、内容もさることながらそこに書かれている言葉そのものが美しいと感じる。そんな本に久しぶりに出会った気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
随想・エッセイ
- 感想投稿日 : 2016年12月26日
- 読了日 : 2016年12月26日
- 本棚登録日 : 2016年12月26日
みんなの感想をみる