寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)

3.68
  • (30)
  • (36)
  • (67)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 552
レビュー : 38
著者 :
制作 : 小宮豊隆 
トリコさん 近代文学   読み終わった 

ほんっとに、ほんっとに、いろんな人におすすめしたい作品です!!!!!111
特に、理系で文学好きの諸君のために。理系のメガネで文学世界をのぞいてみましょう★

作者・寺田寅彦は、戦前の日本の物理学者、随筆家、俳人であり、かの夏目漱石先生の門下生でもあります。つまり、寺田寅彦は、趣味:文系 / 仕事:理系、文理両道の作家です。

そういった背景を持つ寺田虎彦の、この随筆集の他作品と一線を画する要素とは…“理系人の視点からなる『世界』を理学的に、また文学的に分析している”ところです。これに尽きると思う。

まぁ、しのごの言わずに読んでみてください。理系人ならとても共感できるところが多くあると思います。
寅彦先生は、科学と文学(芸術)を“対をなすもの”としてではなく、“似て非なるもの”あるいは“同じ要素を持つもの”としてとらえ、2世界を融合しようとした作家なのです。それは本書中の『科学者と芸術家』や『物理学と感覚』などからも読み取れます。

レビュー投稿日
2006年8月1日
読了日
-
本棚登録日
2011年4月13日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)』のレビューをもっとみる

『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『寺田寅彦随筆集 (第1巻) (岩波文庫)』にトリコさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする