なぜ日本人は不幸なのかってタイトルに変えたら?
前半こそ実体験に基づいた比較が読み取れたものの、後半は疲れてしまったのか、雑。本当にこの人は日本のことをわかっているのだろうか、もしかして昔の日本しか知らない年配の方?と思ったら発行は2003年。日本も既にステレオタイプからは抜けているのに、彼女の中では「日本はこういうところ」と決めつける。一部の日本を見て論じる。そして基本となるイタリアのことも、一部の人間との付き合いで総括すべきこと?かえってこんなことしか感じられず本にしてしまった彼女が哀れになった。
比較し、イタリア礼賛、それはそれで構わない。ではぜひ続編で日本はいかにしたら良くなるかを論じて欲しい。これだけ批判したのだから。色んな意味で期待してますわ(皮肉?)
ここで私も比較を。
首都の駅前近くでははスリがはびこり、夜はガラスの破片だらけ、浮浪者がうようよ、トイレみたいなニオイのする広場、それに比べて東京の綺麗な事!
イヤミでごめんあそばせ
読書状況:読み終わった
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既
- 感想投稿日 : 2005年12月3日
- 読了日 : 2005年12月3日
- 本棚登録日 : 2005年12月3日
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