「ただ時間をやり過ごすだけの大人にはなりたくない」、子どもの私はそう思った。社会人になって、文字通りそんな大人になっていた自分に気づき愕然とした。この本を読み、まだ青かった過去を思い出して笑った。物語の中で『断念する』という言葉が出てくるが、それは『諦め』ではなく力を抜いてただ目を開き、耳を澄ます、そういうことだと思う。
「誰だろうとあまり魅力的な人のそばに長くいてはいけないな」という言葉はとても意味深。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年9月12日
- 読了日 : 2022年9月12日
- 本棚登録日 : 2021年6月13日
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