脳トレ(メタ解析の結果はさておき)で一世を風靡した川島先生の著書。宮城で実施したデータのn数が2−3万と大きいことは非常に評価できるが、肝心の解釈については「有意差はついた」ことは分かったのだが、臨床的(実生活)での意義については疑問に思うことが多々。また学者なら間違うはずのない「有意」な差を「優位」な差など誤謬が散見され、本当に川島先生が著したのかと疑問である。統計データとともに参考文献の詳細もぜひ載せてほしいところ。「はじめに」にあるように「うわっ!こわっ!」という内容であると思うが不完全燃焼である。
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- 感想投稿日 : 2018年4月17日
- 読了日 : 2018年4月16日
- 本棚登録日 : 2018年4月17日
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