目標がはっきりしているところでは、グライダー(自力で飛べない)能力が高く評価される。
ー 「コンピュータ」の出現により、創造的な能力が求められてきている。
※ 新しい文化の創造には想像的な能力が必須。
すぐには教えず、「教え惜しみ」をする。
→ 学習意欲を高める
<メモ>
問題作成能力があり、“なぜ” を問うこと。
朝考えることと夜考えることはかなり違う。現実的な知恵を使う。
人間は意志を働かせ、無理をする。自然の理に忠実にする。
思考の整理とは?
考えをあたため、寝かせること。忘れる時間をつくること。
ー 主観や個性を抑えて、頭の中で自由な化合が起こる状態を準備する。無心の境。
ー 立体的、質的な統合。
ー 究極は名詞を主とした表題
<メモ>
無意識の思考が大変優れている。
ものを考える人間は、自信を持ちながら、あくまで謙虚である必要がある。
調和折衷
諸説を照合し、新しい調和を考える。「全体は部分の総和にあらず」
知のエディターシップ
知識をいかなる組み合わせで、どういう順序に並べるか?
セレンディピティ
目的としていない副次的に得られる発見
持続的な価値
ー 時の試練、忘却のふるいを超える
時間の持つ風化作用をくぐること
ピグマリオン効果
ー 根をもったほめ言葉でうまく行く様
収穫逓減の法則
資本と労力の増加につれて生産高は上がるが、ある限界に達すると
生産が伸びなくなっていく現象を支配する法則
<言葉の流れ>
言葉は静止しているのに、文章を読むと、意味に流れが生じる。
切れ目のある言葉と言葉が合わされているのに、ひとつらなりのものとして理解される疑問。
ヒント: 残像作用、慣性の法則
⇒ 文章の不連続の連続を支えている修辞的残像。
「忘却」の重要性
ー 新しいことを考える能率をよくする
<メモ>
一瀉千里に終わりまで書き、全体を読み返し、推敲する。ゆとりを持って、工夫を凝らせる
専門に囚われない。インブリーディング(近親結婚)は、新しい思考には向かない。
対策例: スコットランドの月光会
知識とは、心掛け次第で、自然にまとまるもの。 “従僕に英雄なし”
中国の「科挙」文章を綴る能力が試験
拡散的作用と収斂的作用
<三上>
1. 馬上 : 通勤電車の中
2. 枕上 : 床の中
3. 厠上 : トイレの中
第一次的現実: 物理的現実
第二次的現実: 頭の中の現実
<知的活動の3つの種類>
1. 既知のことを確認する
2. 未知のことを理解する
3. まったく新しい世界に挑戦する
<思考的読書のすすめ>
想像力、直感力、知識を限界まで総動員して“自分の解釈”に至ること
ー 想像力と直観の飛翔によってのみ捉えられる“発見”
- 感想投稿日 : 2019年3月4日
- 読了日 : 2019年8月7日
- 本棚登録日 : 2016年8月10日
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