悪夢探偵2 怖がる女 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2008年11月22日発売)
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猫が瞬間的に総毛立ったような動きだ 万年床以外目につくものはない 叩く弱々しい音が雪絵たちの残虐嗜好に拍車をかけた もう納棺して釘を打ってしまった 苦心惨憺くしんさんたん 根源的な恐怖 いつまでも体と精神が擦り合わなくて動けなかった 点描の絵のような情景は 船全体が巨大な音叉のようになって 翻るように動いている そのガラス玉のような大きな目には 膳を囲んで晩酌しているのだった 抗えない摂理の中にいるようで 突然胸の中に満ちてくるものがあり、しゃっくりのようなものが出た。ひきつけを起こしたときのように出続け、頭の中が熱くなり、目から熱い水となって溢れ出した。 京一を厭世的な人間にする為に 彼女達への共感や感謝がこの映画の道標になりました 怖さとは、本来、自然の中に潜む広大な闇にあった気がします。 そして少しの光明を自分達に知らせてくれる存在なのでしょう

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年8月19日
読了日 : 2019年8月19日
本棚登録日 : 2019年8月19日

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