マテリアル・ゴシック: (クラシック・アンソロジー叢書) (MyISBN - デザインエッグ社)

  • デザインエッグ社 (2024年2月12日発売)
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感想 : 1
5

このアンソロジー小説の作家の1人です。
でも今回は、一読者としてレビューさせていただきます。
貧乏な私にとって2000円越えの本は、なかなか手が出ません。
でも期待した以上に良かったので、もう1冊購入します。それは、もっといろんな方に読んでもらいたいからです。私にできる事をしようと思っています。このレビューもそのひとつです。誰かの目に止まり、少しでも読みたいと思っていただけたら、嬉しいです。
まず、アンソロジー小説という事もあって、様々なジャンルの物語が楽しめます。
背筋が凍るような怪奇小説もあれば、爽やかな青春恋愛小説もあります。なので読後感も様々です。正直、感情が忙しかったです(笑)まるでオムニバスドラマを観ているような感覚もあり、そういう点でも大変楽しめました。
しかし、この本の一番の魅力は、純文学という耽美的な質感です。美しい文体、独創的な表現、流麗かつ芸術的な作品の数々。これらをより体感できたのは、やはり紙媒体の本として実際に手に持って読んだからだと思います。正直2000円は高い。でもその価値は充分あったと個人的に思いました。純文学に興味がある方は是非♪♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月29日
読了日 : 2024年2月29日
本棚登録日 : 2024年2月16日

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