日本の教育を考える (岩波新書)

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本棚登録 : 109
レビュー : 8
著者 :
キじばと。さん 教育   読み終わった 

経済学者の著者が、リベラルな教育のあり方について語った本です。

著者は、デューイのリベラリズムの立場からの教育論や、ヴェブレンの大学論を紹介した上で、ボウルズ=ギンタスの「対応原理」についての説明をおこなっています。ボウルズとギンタスの2人は、アメリカの教育制度が、アメリカ資本主義の矛盾をそのまま写し取っていることを指摘しました。著者はこの「対応原理」を受けて、学校教育制度の問題は社会の問題であり、社会との密接なつながりの中でリベラリズムに基づく教育の形を探ろうとしています。

理想主義的な教育論が展開されていますが、中学生のときに高木貞二の『解析概論』をほとんど読んでしまっていたという著者の基準で教育を論じることには、やや違和感を覚えます。

レビュー投稿日
2014年3月6日
読了日
-
本棚登録日
2014年3月6日
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