立花隆が、さまざまな科学研究の現場に赴き、研究者たちの取り組んでいる最前線の問題を報告しているサイエンス・ルポです。
「はじめに」で著者が「わかりにくいところは少し飛ばし読みしても、終わりまでつきあってほしい。そうすれば、細かいところはよくわからなくても、何かとんでもないドキドキすることが今人類の知のフロンティアに起こりつつあるのだということがわかっていただけるはずである」と述べているように、研究者と著者の知的興奮は十分に伝わってきました。好奇心が多方面に伸びていく著者の、サイエンス・ライターとしての特色がよく表われている本だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学・科学・技術
- 感想投稿日 : 2016年1月21日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年1月21日
みんなの感想をみる