女子大生会計士の事件簿 DX.6 ラストダンスは私に (角川文庫)

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本棚登録 : 420
レビュー : 34
著者 :
制作 : 久織 ちまき 
キじばと。さん 日本の小説・エッセイ   読み終わった 

シリーズ最終巻。今回は萌実のデレるシーンがシリーズ中最多となっています。もっとも「秘酒・夢幻」の効果で、カッキーの記憶からは消去されてしまうというオチなのですが。

表題作「〈ラストダンスは私に〉事件」では、萌実が監査法人をやめて大学に専念することを決意し、ようやくカッキーがカッコいいところを見せています。

その次の「〈真昼の白昼夢〉事件」では、神戸にある萌実の実家の建材店の手伝いをする話。阪神大震災で命を失った萌実の姉と母が、カッキーの前に姿を現わします。ただしあくまで小説として評価するならば、現実的な会計をテーマにした小説に幽霊が登場するというのがどうにも不自然に感じてしまいます。もちろん、楽しみながら会計の初歩を学ぶことができる「超実用的ミステリ」である本書を、単純に小説としての完成度だけから評価することは的外れなのかもしれませんが。

あと、萌実とカッキーの会計用語しりとりのくだりがおもしろく読めました。確かに「ヒキン」ルールがないと困りますね。

レビュー投稿日
2016年10月7日
読了日
-
本棚登録日
2016年10月7日
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