そらのおとしもの (7) (角川コミックス・エース 126-14)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月25日発売)
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本棚登録 : 417
感想 : 8
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今回はお約束の水着回です。と思いきや、智樹が死の淵に片足を突っ込むことになり、そこで彼の夢の中にダイダロスが登場して、彼らの身に危険が迫っていることを告げます。ということで、エッチでバカバカしいノリから一転して、シリアスな展開になります。

第二世代のエンジェロイドのカオスは、智樹の姿に化けてニンフの前に現われ、彼女の心をもてあそびます。さらにシナプスはアストレアにニンフの破壊を命じますが、そこに本物の智樹が立ちはだかり、「自分で決めろ」と彼女に呼びかけます。この言葉に心を打ちぬかれたアストレアは、みずから鎖を断ち切り、マスターの命令に背いてカオスと戦いを繰り広げることになります。

今回は本筋の展開がややにぎやかです。このところニンフの可愛らしさがクローズ・アップされている印象で、そのぶんイカロスの影が薄いように感じます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年コミック
感想投稿日 : 2017年6月9日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年6月9日

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