解剖学的女性論 (講談社文庫 わ 1-3)

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  • 講談社 (1977年4月1日発売)
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本棚登録 : 46
感想 : 6
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外科医でもある著者が、愛と性にまつわる女性の行動を生理学的な観点から解明しているエッセイです。

各章のタイトルは、「ウーマン・リブの女性」「ヒステリーの女性」「永遠の愛を信ずる女性」「浮気な女性」「レスビアンの女性」「不感の女性」「嘘つきの女性」「更年期の女性」となっており、「解説」のことばを借りるならば、「いわゆる何等かの病気もちの女たち」に、「女性の人体構造をよく知っている医者として」「臨床診断を下し、欠陥修復のための助言=処方を提供することを試みて」います。

書かれている内容そのものはバカバカしいものですが、著者の性愛観が包みかくすことなくあからさまに開陳されているという意味では、興味をおぼえました。現在では、こんな発言を堂々と本にして刊行することなど、およそ不可能でしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説・エッセイ
感想投稿日 : 2017年5月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2017年5月12日

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