脳の手帖: ここまで解けた脳の世界 (ブルーバックス 605)

著者 :
  • 講談社 (1985年5月1日発売)
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感想 : 3
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「ニューロン説って何?」「脳とコンピュータはしくみが同じ?」といった、脳にまつわる104の問いかけに対して解説をおこなっている本です。

「まえがき」には、「1980年頃から脳についての一般書が数多く出版されていますが、その中の一つに本書を加えたいと思ったのは、脳について間違ったことが書かれすぎているからです」とあります。本書は1984年刊行なので、その後の研究成果によって訂正の必要な個所もあるのかもしれませんが、素朴な問いかけに対して当時の脳科学の知見にもとづく解説がなされています。

一方で、脳と心の関係や、人工知能の課題など、当時もいまも脳科学の研究者たちが向きあいつづけている根本的な疑問に対する答えからは、脳の見方にかんする時代的変遷がうかがわれるようなところもあるように感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 数学・科学・技術
感想投稿日 : 2020年11月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2020年11月26日

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