「わからない」という方法 (集英社新書)

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本棚登録 : 734
レビュー : 82
著者 :
キじばと。さん その他の新書   読み終わった 

20世紀は、どこかに「正解」があるのが当然であり、「わからない」というのは「正解」を知らない、恥ずかしいことだという理解が蔓延していたと著者は言います。しかし、最初から「正解」が決まっているということが成り立たなくなった今、「わからない」ということをスタート地点にして考える時代がやってきたと著者は考えます。

本書で著者は、「わからない」という方法に基づいてこれまでおこなってきたさまざまな仕事振り返っています。『男の編み物―橋本治の手トリ足トリ』(河出書房新社)から、テレビ番組のために執筆されたドラマ・シナリオ「パリ物語―1920's 青春のエコール・ド・パリ」、そして『桃尻誤訳枕草子』の仕事の回想を通じて、「わからない」というスタート地点から始めて、経験を通して身体が理解することをめざす著者の方法が語られています。

橋本治の発想術ないし仕事術といった趣の本です。自著解説のようなところもあるので、著者の仕事に興味のある人には、おもしろく読めるのではないかと思います。

レビュー投稿日
2014年4月10日
読了日
-
本棚登録日
2014年4月10日
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