シリーズ最終巻。
新田との戦いを制し、甲子園出場を果たした達也の夏を描きます。とはいえ、甲子園での試合の様子はなく、それで1巻まるまる使って読者を飽きさせることのないストーリーになっています。
もっとも、単行本で読むのと、週刊誌で1話ずつ読むのとでは、感じ方もよほど違うのではないかという気もしますが、力の入ったスポ根マンガとは正反対の空気を醸し出している本作の、というよりは達也という主人公の印象を、読者の心に残すエピローグに仕上がっています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文庫版コミック
- 感想投稿日 : 2017年5月30日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年5月30日
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