神の火(上) (新潮文庫)

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本棚登録 : 1425
レビュー : 112
著者 :
キじばと。さん 日本の小説・エッセイ   読み終わった 

日本人とロシア人のハーフであり、日本原子力研究書で設計の仕事にたずさわっていた島田浩二は、ソ連のスパイとして働いていました。父の死に際して故郷を訪れた島田は、彼をスパイの道に引き入れた江口彰彦に出会い、さらに幼なじみの日野草介から高塚良という青年を紹介されます。このことをきっかけに、彼らは国家間の抗争を孕む事件へと巻き込まれていくことになります。

時代が大きく変化していく兆しを感じながら、島田はみずからの身を守るために、「トロイ計画」と呼ばれる原発テロのプランを記したマイクロフィルムを入手し、駆け引きに打って出ます。

著者の本領ともいうべき、克明なディテールと男たちの色気のある人間関係の描写を十分にたのしめました。

レビュー投稿日
2019年3月14日
読了日
-
本棚登録日
2019年3月14日
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