世界史の極意 (NHK出版新書)

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本棚登録 : 1051
レビュー : 96
著者 :
キじばと。さん 歴史・地域・文化   読み終わった 

世界史を学ぶことは、過去の出来事のアナロジーによって現在の国際政治の意味を読み解くための武器になるという著者の見立てに沿って、アメリカやロシア、中東の情勢について解説している本です。

著者は冷戦後の世界を、アメリカとソ連という東西の二大覇権国家が衰退することで「新・帝国主義」の時代に入ったと見ており、ヨーロッパ史やイスラム史、あるいは、アンダーソン、ゲルナー、スミスのナショナリズム論や宇野経済学などを参照しながら、著者らしい視点にもとづくクリアな世界情勢の説明がなされています。

著者のこれまで刊行してきた本と内容の重複が目立ちますが、とくに世界史を学ぶことの現代的な意義を説くという観点から議論がまとめられているところに、本書の特徴があるように思います。

レビュー投稿日
2018年10月2日
読了日
-
本棚登録日
2018年10月2日
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