荷田春満、山田宗徧など、赤穂浪士たちの正体を知りつつもひそかに彼らの便宜を図ってくれる協力者たちが現われ、吉良邸の間取りや上野介が在宅する茶会の日程などが明らかとなり、いよいよ十二月十四日に討ち入りと定まります。
小説としての盛り上がりにはやや欠ける印象ですが、時代考証などにも目配りしながら物語を進めていくスタイルの本作としては、やむをえないところかと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の小説・エッセイ
- 感想投稿日 : 2019年1月16日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2019年1月16日
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