陰陽師 (10) (Jets comics)

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本棚登録 : 523
レビュー : 22
著者 :
キじばと。さん 青年コミック   読み終わった 

「天文博士賀茂保憲冷泉院遷御に於て反閇をつとめること」と「安倍晴明建禮門の前にて安摩を舞ふこと」の二話を収録していますが、物語としては連続した内容になっています。

菅公の背後に、彼一個の怨念を超えた「菊理媛」(ククリヒメ)が控えていたことが明らかとなります。菊理媛は、イザナギとイザナミを結び付けた女神であり、男と女、終りと始め、裏と表、肉体と魂を結ぶ役割を果たします。龍がその象徴となって現われ、晴明の身を通して天と地を結びます。みずからの果たすべき務めを知った晴明は、保憲のもとを訪ね、内裏の焼失のあとでふたたび天と地を結びなおすためにおこなわれる地鎮祭で、「安摩の舞」を舞うことを提案します。

晴明と博雅が京の都を舞台に怪事件を解決にみちびくという元のストーリーからすでに大きく離れて、幻想性の強い内容になってしまいましたが、ここからすこしずつクライマックスへ向かってますます壮大な世界観に突入していきます。

レビュー投稿日
2019年4月5日
読了日
-
本棚登録日
2019年4月5日
0
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